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日本人の私がどうして英語でヨガをしようと思ったのか(中編)

  • 執筆者の写真: UniCo Yoga
    UniCo Yoga
  • 5月5日
  • 読了時間: 3分


翻訳の世界へ

学生時代の無謀な冒険はあっという間に終わり、

卒論に向けて研究室に籠って昼夜問わずひたすら実験をしてデータと向き合う日々。


夜中の校舎は怖かった。その話もまたそのうち
夜中の校舎は怖かった。その話もまたそのうち

同時に、英語の論文を大量に読むことになりました。

振り返れば、実験の内容よりも英語で文章を読むことのほうが楽しかった気がします。


危なげな学生時代を終え、


話は飛んで、

社会経験を重ねて数年が経過。


こんな私も子供を持つことに。

女性は母になると強くなると言いますが、

自分はその逆。


自分のここまでの人生が反面教師となり、

育児は守りの道を選ぶことに。



保育園に一日中預けて働くことにどうしても抵抗があり、

小さいうちは自宅でできる翻訳の仕事をすることにしました。

英語を使って仕事ができることは嬉しかったのですが、大きな問題もありました。



体と心に溜まるストレス、ヨガの世界へgo

翻訳の仕事はひたすらパソコンに向かい、長時間座り続けることが基本です。 締め切りがキツキツの日程で突然依頼が入るので、すぐ取り掛からないと間に合わない。


当時はAIなんてないので、自力で翻訳しなければいけないので、どうしても時間がかかる。

昼間育児、夜中か早朝に翻訳。生活はどんどん不規則になりました。


気づくといつも背中を丸め、肩や腰に負担をかけながら焦って画面に向かい、アドレナリンにまみれる毎日。




そもそも背景として、

「男は仕事女は家庭」

の昭和バイアスが色濃く残る我が家。


世は家庭の役割分担の概念移行期に突入。


「女性が輝く社会の実現に向けたムーブメント」

という耳障りの良い政策が始まります。


「女性ももっと働きましょー!」

ってこと。

それ自体はwelcome


でも蓋を開けると、


女は仕事&家庭全部。

育児ワンオペ。

男は何も変えないけどね。

って政策でした。


我が家もなんとなくそんな雰囲気。

一体私が何体いたら、

満足してもらえるのか。


更に世代はロスジェネ。

就職時期から突然不景気。

ずっと不景気。

倒産、給料もらえない。

減る貯蓄。

っていうか貯蓄が底をつく。


我が家が陥った状況です。

これはもう本当に恐ろしい。


一個一個がヘビーで、

奥歯をギリギリと噛みしめて、

気持ちをすり減らしながら、

毎日を過ごしてました。


気づいた時には、頭痛・肩こり・腰痛・膝痛、自律神経の不調で悩むように。

(そもそも悩んでいることがわからなかった)


そしてある日、軽く自転車を持ち上げようとしたら

腰にビチーーーンっと激痛が走り、


「あ”ーーーーー!!」


そこからは、抱えられて家に運び込まれて、

横に寝かせてもらってからしばらく動けず。

初ぎっくり腰。


このままでは色々いけないということやな。

溜め込んだらあかんねんな。

表に出さなければいいというものでもないらしい。


と、ようやくうっすら気付くようになりました。


それまでに一度だけスポーツクラブでの体験レッスンで

ヨガのクラスに参加したことがあり、

感動の涙を流した記憶が、

鮮明に残っていました。


はい。ヨガで目から汗が出る人です。
はい。ヨガで目から汗が出る人です。

どうせやるなら体系的にちゃんと学びたい。


少し時間ができたタイミングで、

思い切ってヨガインストラクターの養成学校の門をたたきました。


もうそうしないと人生無理!でした。


そんなこんなで、

今のヨガのインストラクターとしてのスタートを切ったわけです。






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