日本人の私がどうして英語でヨガをしようと思ったのか(前編)
- UniCo Yoga
- 3月14日
- 読了時間: 3分
現在大手スポーツクラブさんのオンラインプラットフォームで、
「バイリンガルヨガ」という名の英語と日本語の両方で実践するヨガレッスンを、
ガイドさせていただいています。
そこそこレアなプログラムだと思います。
でもそもそも、360°全周囲全方向日本人、帰国子女でもなく、留学経験もない私が、
どうして英語でヨガをガイドしたいと思うようになったのか、つぶやいてみたいと思います。
若かりし頃の私は、異文化に興味を持っていました(今もですけど)。
いささか日本が窮屈に思えて、日本とは違う価値観に触れたかった。
いつも飛び出したいと思っていました。

衝撃のオーストラリア旅行
英語はその「異文化」に触れるための鍵でした。
学生時代、私は英語がまぁまぁ得意だと思っていたので、
オーストラリアへの単身旅行に行くことを思い立ちました。
「まぁ何とかなるさ~」と軽い気持ちで。
しかし、現実は甘くありませんでした。

初日からバックパッカー用の宿泊施設で、ベット一つ分のスペース借り。
チェックインを済ませ、セキュリティキーを使って宿泊所に入ろうとしたその時、
突然背後からオーストラリア人の若者たちが「僕たちも入れてよ!」と、
声をかけてきて一緒に入ろうとしてきました。
えっ?これは荒手のナンパ?それとも窃盗!?Σ( ̄□ ̄|||)
とっさに「ノー、、、」とつぶやいて彼らに背を向け、
チェックインしたばかりの管理室に駆け込もうとしました。
ところが…シャッターが閉まっている!? えっ、もう管理人がいないの!?

嘘やろ💦
パニックになった私は、
近くにいた見知らぬオーストラリア人に必死で助けを求めました。
でも、英語が口から全然出てこない!
焦りながら
「デ、、デンジャラス!デンジャラス!ススス、、ストレンジピーポー!!ストレンジピーポー!!」
と叫び、あとはジェスチャーで必死に訴えました。
どうしたんだ?と質問してくれるんだけど、詳細が聞き取れない…。
耳から入ってくる英語が流暢すぎる!!
(当たり前(@ ̄□ ̄@;)!!)
わけわからんジャップの緩い子供が、なんか困ってるっぽい
と察して、親切に対応して助けてくれました。
かなり怖かった( ;∀;)
到着して初日に洗礼を受けました。
そしてこの時、私は痛感しました。
「エイゴデキヘンヤン、、。コノアトドースルノ??」
それでもせっかく来たので、と気を取り直して、
懲りずに命辛々(な気分で)旅を続けました。
東海岸から西海岸へと高速バスで移動。
車窓から見えた真夜中の南十字星の美しいこと。
美しいけどさ、
もう、ちょー不安で孤独。

でもタダでは帰れんと、
更に思い立ち、ダイビングの資格を取得。
グレートバリアリーフでウミガメと遭遇。
貴重な体験でした。
そして無事に帰国。
何とかやり遂げました。
生きて帰れてよかった。
振り返れば、ものすごい勢い任せ。
若さってすごい。
でも、このヒリヒリとした経験が、
「英語を話せるようになりたい」
と、その後も長く英語に想いを寄せる
きっかけになったのです。